1. セルフでできるリフレクソロジーのやり方

リラクゼーション効果のあるリフレクソロジーは、手のひらや足の裏、頭など、全身にある反射区を刺激します。しかし、セルフだと片手で行うことになるため、ここでは、足裏マッサージでのやり方を見ていきましょう。

1-1. 足の裏が見やすいあぐらでイスに座る

足の裏のマッサージでリフレクソロジーを行う場合は、足の裏を見やすい姿勢になります。太もも上に方に片足を上げて「あぐら」をかくようにし、イスに座りましょう。床に座っても構いませんが、腰に負担がかかるため、できればイスに座った状態で行う方が良いです。

1-2. 指の腹を使いまんべんなく刺激する

マッサージをする時に爪が長いと皮膚を傷つけてしまうリスクがあるので、できれば短くすると良いでしょう。ネイルなどをしている方は、指の角度に気をつけながら指の腹を使って刺激すると安心です。リフレクソロジーの場合は足ツボマッサージとは違い、「面」全体を刺激します。
一点をぎゅうぎゅうと押すのではなく、広く点在している反射区を刺激するためには面でとらえることが重要です。

1-３. 土踏まずからかかとにかけてマッサージする

足の裏にはいくつもの反射区があり、目の疲れ、肩こりなどに影響を与えるものまでさまざまあります。中でも土踏まずからかかとへとマッサージすることで、老廃物や水分の排出を促すようにできるのです。腎臓や尿道、膀胱に影響を与えることは、老廃物の出口を刺激することになります。
このエリアは非常にわかりやすい反射区となっているため、刺激しやすく、施術の最初に行うと良いでしょう。

1-４. ほぐしの目安は足裏がやわらかくなるまで

足裏のマッサージをしていると、本来やわらかいはずの皮膚が硬く感じられることがあります。これは身体に不調がみられる場合に表面化されているため、硬い場所を重点的に刺激しましょう。硬くなった場所が少しずつ柔らかくなってきたなら、ほぐされたことになります。
反射区をゆっくりほぐすことで、全身がポカポカと温かくなるのを感じられるでしょう。力ずくで急いで行うのではなく、ゆっくり時間をかけてリフレクソロジーによってほぐすようにするのがポイントです。

2. リフレクソロジーを効果的に行うポイント

リフレクソロジーをセルフで行っても、実際に上手くできているのかと気になるかもしれません。ここでは、マッサージ効果を高めるためのポイントについて紹介します。

2-1. 手足を温めてから行う

マッサージは血行促進の効果が期待できますが、冷えた身体で行ってもなかなか温まらないでしょう。血行促進の効果を引き出すためにも、マッサージ前には足湯や入浴して身体を温めてから行います。とくに手を温めてから行うことで、直接足に触れた時にリラックス効果を引き立たせることにつながるからです。
手足に限らず、入浴後なら身体全体がポカポカと温まっているため、筋肉を柔らかくなりやすい状態と言えるでしょう。

2-2. オイルやクリームを使用する

足裏の施術部位にオイルやクリームを使用すると、指通りがなめらかになり、スムーズな施術ができます。指通りがなめらかな状態なら、軽い力でマッサージすることができるため、すぐに指が疲れることはありません。オイルやクリームを使用することは、皮膚のひきつれによる痛みを引き起こさないためだけでなく、指の滑りを良くしてくれるのです。
オイルやクリームはマッサージ専用タイプを使うと良いですが、なければベビーオイルや美容クリームを代用することもできます。皮膚への刺激を軽減するためにも、より深く刺激することができるので、上手くオイルなどを使いましょう。

3. まとめ

セルフで行いやすい施術のリフレクソロジーには特別な道具を用意する必要もなく、簡単に試すことができます。リフレクソロジーはセルフで行いやすい施術です。ポイントさえ押さえていればそこまで難しくないため、反射区を覚えてセルフで効果を体感できるはずです。
より効果的な施術を行いたいと思う場合には、プロのケアを体験してみるのも良いでしょう。「Thumbelina」では、リフレクソロジー専門店として心身の疲れを癒す施術を提供いたしております。疲れや冷えなどの悩みに合わせて、お客様一人ひとりに最適なもみほぐしをいたします。
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